幸せであればそれでいい

自分の幸せを見つけるためのエビデンスと模索の旅

新型コロナ と わたしたち① kinoco

masuken さん

 

3月入りましたね

それも例年とは違う3月の入り方ですね

 

本来ならば

「ああ、あと少しでこの学年も終わり(または卒業)だなぁ」

と、子どもも先生たちもしんみりし始める時期だと思うのですが、

今回はそれが一気に「断ち切れた」

感じが残っています。

 

 

わたしは職業柄その「断ち切れた感」を

2/28に実際に現場で経験しました。

 

ある学級では

残りのプリントや配布物を配り始める前に、

一瞬呼吸を整えて、

先生がこのようなことをおっしゃったのが忘れられません。

「今日でこの学年が終わると思っていなかったので非常に残念ですが、みなさんこの1年よくがんばったと思います。運動会、学芸会の活躍、本当にみんな成長したとおもいます。」

 

正直、わたしは胸が熱くなりました。

涙腺決壊手前です。

 

この後先生は、今後どのように事態が変わるかわからないけれど、みんな無事に過ごすことなどを伝えて、その後は一斉に荷物の整理や今年度の終わりの支度に入りました。

 

 

卒業の学年では、その場でほんの何分間かの卒業式のような会をもっていたり、

涙する先生たちも見受けられました。

 

子どもたちにとっても

先生方にとっても

「閉じる」ための心の準備の期間が

一気になくなってしまったということ

 

 

「突然のおわり」

 

このことは

こどもたちだけでなく

子どもと関わる全ての大人、先生達にも

衝撃と動揺を与えたのは事実です。

 

 

状況が状況なので

「なんとも言えない気持ち」だけが

ただただ残りますが

もしも

この「なんとも言えない気持ち」を

自分の子どもや知り合いの子どもが抱えていたら、ぜひその思いを聴いてあげてください。

 

そして

もしも

この「なんとも言えない気持ち」を

大人が(特に先生、子どもと関わる大人)

抱えていたら、

大人同士で

ぜひその思いを話してみてください。

 

 

この1ヶ月をどう過ごすかの

最初の一歩は、

この衝撃と動揺からくる自分やこどもたちを

癒すことからはじめる。

 

今回のことで

実は

心とカラダは予想以上に疲れているかもしれません。

 

 

新型コロナにかからないためにも

まずは自分やこどもをいたわり、

癒すことから

始めていくことができたら、、、

と思います。

 

 

kinoco