先日、「タッピングセラピー」というのを体験してきました。
自分で決めた悩み事を頭に思い浮かべると、セラピストが「気」の流れを読み取ってくれます。
そして、身体のいろいろなところを、自分の指でトントンしなさいと。
こめかみをトントン。
人差し指をトントン。
みぞおちをトントン。
トントン、トントン。
「タッピング」、その名の通り。
自分でトントンしながら、セラピストからは「そのとき怒りの感情があったんじゃないですか?」「そのときイライラしてたんじゃないですか?」と。
「あー、そうそう! イライラしてたなー」
自分で無意識に蓋をして封じ込めていた記憶を掘り起こすのには勇気がいる作業でしたが、
終わった後は、なんとも爽快感が。
なるほど、「気」の流れがスムーズになったのかな。
それにしても世の中には、いろいろなセラピーがあるものですね。
わたしは、そういったセラピーが教育現場で活用できるかどうかに、とても興味があります。
しかしですね。
今回の「タッピングセラピー」を体験して気づいたことがあります。
それは、
セラピーそのものよりも、
セラピストがそのセラピーにどう向き合っているのか、が大事ということ。
「信頼できない」セラピストって、こんな方たちではないでしょうか。
・「私のセラピーは最高!」が、スタート地点のセラピスト
・「私は高いレベルのことをしている」と妄信しているセラピスト
・「私のやり方は唯一無二」を譲らないセラピスト
・「私のセラピーにエビデンスは必要ない」立場を貫くセラピスト
・「私のセラピーが認められないのは、周りが悪い」という責任転嫁をするセラピスト
これね、教育の世界でも同じです。
例えば「100ます計算」とか「古典の素読」とか、学校現場でもいろいろな指導法の実践があります。
どの指導法にもいえることですが、ものすごく効果が出る場合と、さほど効果が出ない場合とがあります。
それは、子どもによって「合う/合わない」があるからだといわれています。
でも、一番効果を左右するのは、教師のその指導法に対する向き合い方なのかもしれません。
・「私のやり方は最高!」が、スタート地点の教師
・「私は高いレベルのことをしている」と妄信している教師
・「私のやり方は唯一無二」を譲らない教師
・「私のやり方にエビデンスは必要ない」立場を貫く教師
・「私が認められないのは、周りが悪い」という責任転嫁をする教師
こういう教師は、たいがい教師自身の自己満足の世界です。
ってか、こういう先生いたら、イヤでしょ(笑)
今回私が体験した「タッピングセラピー」。
今回のセラピストさんは、先月、このタッピングセラピーと出会い、今は修行中という。
出会って1か月。
一番、そのセラピーに傾倒してしまいやすい時期ですね。
恋愛でもその時期が一番周りが見えない(笑)
でも、このセラピストさん。
このタッピングセラピーへの向き合い方において、上のような言動が全く見られませんでした。
これなら、信頼できる。
だから、安心してセラピーを受けることができました。
タッピングセラピーそのものは、とてもパワフルで楽しいものでしたし、これから私の中でどんな変化が起こるのか楽しみです。
ありがとうございました。
タッピングセラピスト(卵)のkinocoさんへ。